2/12は獅子座の満月

来週12日の22時53分、水瓶座太陽と獅子座月がそれぞれ24.6度にて真反対に来ます

日本の満月図では国土の4ハウスに水瓶座太陽と水星の合、政府の10ハウスに獅子座月があって、相手国7ハウスに位置する牡牛座天王星とともにTスクエアを作っています

昨日、石破総理とアメリカのトランプ大統領の会談が行われましたが、
今後の日米関係についていろいろな揺さぶりがかけられ、テンションが高まることを示していそう。
また、水星は同盟や議会の11ハウスルーラーで太陽は国のトップ、月は国民を表していることから、
開会中の国会での予算の成り行きや様々な議案が、野党や国民の声との間で収斂しつつ審議されていくであろうというニュアンスも…。
日本経済については、2ハウスルーラーである双子座木星が外国経済の8ハウスにあって、MCとセクスタイルであり、
1月末まで続いてきた魚座土星とのスクエアも抜けたことから、そこそこ悪くない推移をしていく見込みです

レジャーや投機の5ハウスには魚座土星・海王星と牡羊座金星が入っていて、
土星は外国の9ハウスにある蟹座火星とトラインで調和していますので、
日本各地で増えているインバウンドの外国人旅行者の受け入れも、節度を持って現実的に折り合いながら頑張っていけそうです。
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今回の満月の度数である獅子座24度のサビアンシンボルは、で、
「内面の精神的達成に完全に集中して、男が身体的な外見や清潔さを全く無視した状態で座っている」
自己の内部へのエネルギーと意識の集中に向かう度数になっています👤
前度数の23度では裸馬乗りの女性が名人芸の技術を披露しましたが、
ここでは表現のさらなる進化を求めて集中力や持続力を高める自己訓練が行われていくのです

●対する太陽の水瓶座24度は「感情を克服した男が、自分の経験を語る言葉によって深い知恵を教える」で、
困難な過去の経験から得たことを、今なお自身の感情と戦っている人たちに見本として伝えることによって、建設的に使うことができる状況を示しています

水瓶座太陽21度の「失望し幻滅した女」は感情的な危機を乗り越えることを学ぼうとしましたけれど、
ここでは自身の感情を乗り越えた人が、まだ感情と格闘中の人たちに体験を伝えていく段階について示されています✊⤴
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続く獅子座25度が今回の満月に対応していますが、で、
「大きなラクダが広大で近づきがたい砂漠を横切っていくさまが見られる」
長く消耗する冒険に際して、予想される困難に用意周到に備えることによって、完全な自立性と自己信頼を確立する度数になっています

ラクダは自身の身体のコブに生存に必要な水を溜めており、それとともに動いていくわけですから、
旅の行程の最初から予想される環境において独立性を保った存在と言えるでしょう。
私たちが自己表現の行程を進んでいく際にも、ラクダのような自己完結型の感情的装備を持つべきであるということ。
古い世界の拘束から解き放たれて進むためには、その古い文化がもたらした精神的栄養を吸収したコブを持っているわけで、
それによって空虚な砂漠へと向かっていける準備ができたことになるのです。
●対する水瓶座25度は「右の羽がより完全に形成された蝶」で、
理性や知性といった意識的な側面を発達させていく段階が示されています👀👂
21度の女から始まった感情克服の流れが、24度で克服できた体験を人に伝えるところまで来ました。
ここでは魂の象徴である蝶において、本能的―感情的な左側ではなく、理性的―知性的な右側を発達させていく強い意識化のプロセスが提案されていますが、
それは21度の感情的なエネルギーが変化した結果としてのものなのだということを確認しておく必要があるでしょう。
獅子座21度の「中毒した鶏」、水瓶座21度の「失望し幻滅した女」から始まった感情的舞いあがりや動揺の克服が、5度分の変遷を経て意識的な段階に帰結したシンボルにおける満月です

自分の道を進んでいくにあたっては、先行きが見えない不安とともに長く消耗する行程が予想されるわけですが、
前度数までで得た技能や集中力を保ちながら、起こりうる困難に対しての用意周到な準備や対策をする必要があるということ

感情に振り回されることなく理性や意識によって備えることによって、困難を克服できるという自信と充足感が得られるのです。
それは、とりもなおさず自律的な生き方を体現していくことに繋がるでしょう。
この満月は2週間余をかけて、2/28の新月まで収縮していきます。
満月で高揚のピークを迎えた後は、不要なものを整理してシンプルな状態をめざしましょう。
デトックスやダイエットの期間にも適します。
それでは、よい満月をお迎えください

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