12/31は山羊座の新月

　大晦日12/31の午前7時26分、太陽と月が山羊座9.43度にて重なります
　日本の新月図では潜在意識の12ハウスに太陽と月の合が位置し、ややオーブは広いものの4ハウス牡牛座天王星と135度のセスキコードレートを形成。
　天王星は山羊座アセンダントとトラインの関係にあって、日本の家族観・家庭観などが新しい変化を迎えそうな気配もあるものの、
その一方で変化についてこられない人たちによる犯罪が目立ってくる恐れも示していそう
　天王星には1ハウス水瓶座金星とのスクエアもあって、
国民の革新的な意識と変化を拒む保守的な層の葛藤も出ているような印象です。

　また、MCルーラーの水瓶座冥王星が1ハウスにあって、相手国7ハウスの獅子座火星とオポジションになっていまして、過剰なパワー(悪くすると暴力性)を感じさせますが、
これは国民を代表する日本政府と、まもなくトランプ新大統領になるアメリカとの力による拮抗を表しているでしょう
　さらに議会の11ハウスにある射手座水星と5ハウス双子座木星がミューチュアルリセプション関係にありながらオポになっているのは、
「103万円の壁をどこまで引き上げるか」というような各党の議論の応酬を思わせます。

　日本経済の2ハウスにある魚座土星はMCとトライン、同じく2ハウスの魚座海王星と牡羊座ドラゴンヘッドは7ハウス逆行火星とトラインであり、
他国との関係によってムードの盛りあがりで稼げそうな雰囲気もあるなか、国民の慎ましい節約意識が経済を下支えしているような感じも…
　火星が「円」を表すと考えるなら、逆行火星によって以前のような円安に近づいたり、かと思えば急に為替変動があるような流れを示しているかもしれません。
　外国経済を表す8ハウスには星は入っていませんが、
8ハウスルーラーの太陽が7ハウスルーラーの月と12ハウスで合の新月状態であり、アセンの手前にあることから、
新年1月下旬に発足するトランプ新政権の出方を各国が探っている状態を示していそう。
　5ハウス木星と水星のオポからは、投機的な動きが大きくなるような感じを受けます

★

今回の新月の度数である山羊座9度のサビアンシンボルは、
「ハープを運ぶ天使」

で、
宇宙のリズムと同調していくことによって、あらゆる人生の状況の核心にあるスピリチュアルな意味や目的を明らかにすることの啓示となっています
　そのためには私たちはオープンになり、人生の全体的調和に対してよく耳を傾けることが求められるでしょう。
　エゴ意識を捨てて、神の意志に等しい宇宙の流れとともにあるようにしましょう。
　天国は私たちの内側にあるのです。

★

続く山羊座10度が今回の新月に対応していますが、
「船員の手から餌をもらうアホウドリ」

で、
恐れとその報いを克服して、異質な外部となじんでいくことに挑戦していく度数となっています🚢
　自分が無害な存在であることを示すことによって、これまで異質だった共同体の外の人々と交流し、
互いに敬意と理解を持ったパートナーシップを築いていくことができるでしょう。
　愛と思いやりこそが、本質の異なる相手との一体感をもたらし、世界の至るところで信頼を生みだすのです。

　強いエネルギーの波動がありながらも、潜在意識の働きによって仲介されていきそうな大晦日の新月です。
　新たな年に向けて移り変わっていくもの、変革の姿勢があるものの、
一人ひとりの意識下にて、それぞれのスタートのときを待っていそうです。
　一年の区切り目となる年末から年始への流れのなかで、
精神的なものを大切にして知らないうちに付いた穢れを祓い落とし、
よい新年を迎えましょう
　すべてが刷新された新しい年には、アホウドリのシンボルのようにこれまでの狭い枠から外へ出て、今までは馴染みのなかった人たちと交流していくことに挑戦してみてはいかがでしょうか。
　異質だと思っていたものにも勇敢にチャレンジしていく、そんな一年を意欲してみてください。

　この新月はちょうど2週間後の1/14朝の満月まで膨らんでいきます。
　新しい年を目前にして、心のなかでのスタートを切るようにするとよさそうです。
　区切り目のタイミングにて、一年の計となる重要な決意を固めていきましょう

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