明後日から、水星が逆行に入ります…。

　明後日26日の午前11時43分、水星が逆行に入ります
　今月3日から射手座を進んできましたが、
22.39度から折り返し、度数を下げていくことになります。
　年に三度ほど起きる水星逆行は、星の逆行のなかでも以前から重要視されてきたものであり、
特に交通の遅延やうっかりミスが生じやすく、機械類も壊れやすいなどの点で、社会生活に支障をきたすことが問題とされてきました
　水星逆行中には重要な文書を提出したり、契約を行うなどのことは避けたほうがいいというのは、占星学の常識となっていて、
月のボイドと同じような扱われ方をしている感もあります…🔑
　確かに、逆行によって水星の働きが鈍くなるため、機敏に反応したり、シャキシャキ動くことには向かないわけですけれど、
反面、だからこそじっくり自分の内面に照らして思考し、考えを深めていくことができる時期とも言えます。
　周囲の動向に流されずに自分独自の考え方をすることや、過去向きに考えを検証していくことにも適しているのです💡

　逆行に向かっている現在、数日前から水星は射手座20度あたりをスローペースで進んでおり、
逆行に入ってから10日ほどは、やはりのろのろと度数を落としていくということになります。
　これによって双子座木星とのオポジション、魚座海王星とのスクエアが、それぞれ長く続く成り行きとなり、
ミュータブルの星どうしの葛藤ですので、柔軟なのはいいものの決定していくことが難しい流れになってしまいます

　現在は射手座太陽と水星、双子座木星、魚座土星と海王星と、主要10惑星中5星がミュータブルサインです。
　これは12月下旬に太陽が山羊座入りするまで続く配置であり、
ここで水星が逆行するため、射手座水星は1/8までの2カ月以上維持されるというわけで、
そこを抜けるまでは何かと優柔不断な、考えや方向性を絞りきれない雰囲気が続いてしまうことになります
　いま突入中の木星とのオポ、海王星とのスクエアにおいては、、、
●双子座木星とのオポジションによって好奇心やトレンドへの興味が大きくなり、してみたいことがどんどん広がって増えてしまいそう
　射手座水星の方向性が広がった結果、なかなかどれかに絞るということができなくなって、選択肢が増えていきがち。
　結果としてエネルギーが集中しにくく、思考も拡散しがちになるということに…。
●魚座海王星とのスクエアによっては、考えがあやふやになりやすく、客観性を失いがちになる恐れが…
　いいと思うと信じ込んでしまうような傾向が強まり、うまい話に乗せられやすくなるときです
　思想信条に強く入れ込むことができる期間とも言えますが、
騙されやすく詐欺に遭いやすいので、常に頭を冷やして客観的検証を行うようにしていくべきでしょう。
　少しでも危ないと思ったら、水星逆行が過ぎるまで踏み込まないようにしましょう。

　まずは木星とのオポは12/9まで、海王星とのスクエアは今月30日までですが、
水星は12/16朝に順行に転じて再び度数を増やしていくため、12/21―31にまたしても木星とのオポ、来年1/2―11に海王星とのスクエアが再来する運びに…。
　その間の12/3―13と12/20―1/1には魚座土星とのスクエア、そして12/3―9には射手座太陽との合も生じる流れです。
　時系列で考えるなら、
海王星とのスクエアによって何かを思いこみ、入れ込んだりし、
木星とのオポで選択肢が広がりすぎて焦点が絞れなくなった結果、
現実面で齟齬をきたし、回せなくなって、落ち込みがちになる…というような成り行きになりがちでしょう。
　射手座太陽との合では、やはり主観的になりすぎて全体の動向を見まわすことが難しくなり、
自分の気が向くものにのみ関心を持つことによって、同じく現実的困難にぶつかりやすくなります
　また、関心がどんどん拡散していきやすいことに心が付いていけず、抑圧感やウツ的気持ちにも陥りやすいでしょう。

　というわけで、1/8に水星が山羊座入りするまでは、ミュータブルの葛藤に思考が振り回されやすく、
即ち迷いやすく決断できにくい流れとなりますゆえ、注意が必要です👀
　とりわけ、双子座木星と魚座土星のスクエアが1月末まで維持されることによって、
どっちつかずによって不動産や財産の損失を招きがちな配置となっていますので、心して取り扱うことが求められます⤵
　このことを意識して、年末年始を穏便に過ごしていってくださいね。

　以上、12/16朝までの水星逆行についてお知らせいたしました

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