水のサインの星が多い今月―「月蝕」のダンスを見に行った…

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 先月から火星が蟹座に滞在しており、
先月下旬からは魚座土星、また今月中旬からは魚座海王星とトライン
となっています。
 先月下旬から昨日までは金星も蠍座を通って、水のサインのグランドトラインが形成されてきたのに加えて、
今月14日には水星、23日には太陽が蠍座入りして、それぞれが水のサインのトラインを形作っていく10-11月です✨
 一方で現在は天秤座太陽のさらっとしたエネルギーが基調になってはいますが、
水のサインが強調されることによってエモーションや情動が大きくなり、
蠍座が関連する8ハウスや魚座の12ハウスなど、この世の見えない領域を扱うところが活性化されている
ように感じています
 潜在意識の動きが強まり、霊的な感受性も増していると思われる今日この頃。
 
 金星-火星-海王星がグラトラを形成していた今週初め、かねてから関心を持っていた勅使河原三郎さんのダンスを見に行くことができました🎀
 ちょうど水星が蠍座に入った日であるとともに、魚座月と水星がトラインになってもいるという強度の水のサインのタイミングでした。
 蠍座金星は牡牛座天王星とオポでもあり、水のグラトラとこのオポによってカイトも形作られていましたので、
癖の強い芸術にはぴったりのときだったとも言えます。
 勅使河原さんは1953年生まれとのことですので、すでに70代初めになっておられますが、
1980年代後半あたりから独自の創作活動を行ってこられて注目されてきた方です。

 私も一度(たぶん20年以上前)、大きなホールでのステージを拝見したことがあって、
そのとき驚いたのは舞台上で踊る勅使河原氏が一羽のカラスと共演していたことです
 どうやって手懐けたのかとビックリでしたけれど、
カラスは紐に繋がれているわけでもなく、ちゃーんと自分の役割を弁えているかのように舞台で振舞っていたのです!!
 なので、私のなかで勅使河原氏は「不思議な能力のある人物」という印象を保ってきたわけであり、
しかし長年日々に追われていたため、二度目を見に行くまでに歳月が経ちましたが、
最近ごく近くにこの方の運営する拠点(その名もKARAS APPARATUSと言い、やはりカラスに意味がありそう)があることがわかって、一度行ってみなければという気持ちになった次第です
 2013年からその場所(=荻窪)を拠点として活動されているとのこと。
 ヨーロッパの国々での公演活動やフェスティバル参加などの一方で、年の半分ほどは本拠地での活動としてアップデイトダンスというシリーズ作品をされておられまして、
毎月違う演目を発表されています。
 今年も8月から毎月8日ほどずつあるのですが、
私はそのなかで「エクリプス―月蝕」というタイトルの作品を見に行くことに決めたわけです

 もう一つ、そのカラスアパラタスというところでは、勅使河原氏が描いてきたというドローイングが壁にかかっているということがわかっており、
NHKの日曜美術館にて紹介されたことがあったので、それを見たいと強く思っていました
 ドローイングはおそらく鉛筆で描かれたものでモノクロですが、かなり綿密なタッチでした。
 この方の不思議なイメージの世界に興味があり、頭のなか(または心のなか)がどうなっているのかというふうに思っているわけですけれど…。
 本当は写真を撮って、自分が作品を作る際の参考にしたかったのですが、
スタッフの方に確認したところ写真撮影は禁止とのことで、かなり心残りです(でも、この目でじっくり見ましたので、いいことにします)。

 エクリプスというダンスは1時間半弱でしたが、
勅使河原氏と踊りのパートナーを組んでおられる佐東利穂子さんという女性の方と二人での共演でした。
 真っ暗なところから始まって、そこに佐東さんが床に伏せた形で登場し、後方に密かに勅使河原さんがうごめいているのがわかるというスタート。
 ゆっくりな動きから始まって、途中でスピーディーな動きに転換していくというような…。
 そして、しばらく見るうちに佐東さんが月を象徴していて、勅使河原さんは太陽(または月を隠していく地球の影?)なのかなというふうに見えてきました。
 ステージ上には、これまた勅使河原氏が綿密に構成しているという照明にて、
満月を表すものと思われる円形が黒い影に侵食されていくさまが、時間を追って示されているのが見てとれました。

 様々な過程があって、最後にはジョアン・ジルベルトのボサノバの歌(歌の内容はわからないながら、蝕を意味するエクリプスという単語が何度も出てくる曲でした)が流れるなかで了。
 30名ほどの客席は満席で、終了後その小さなホールを出ると、ダンサーのお二人が見送ってくださいました。
 ご自分の創作の世界を多年にわたって繰り広げられておられることに感激しました。
[勅使河原氏のサイトはこちらになります。月蝕のダンスも11/21までやっていますので、ご興味ありましたらどうぞ♪]

 という次第で、水のグラトラの恩恵を享受した時間だったように思います
 水のグラトラは蟹座火星と蠍座水星がトラインのまま次のサインへと移っていく11月初めまで、形を変えて続いていきます。
 その後は火星が獅子座入りしてしまうためグランドトラインにはなりませんが、
蠍座太陽と魚座土星・海王星が次々とトラインになっていく11月です。

 不思議な縁や深く情感に訴えかけるようなこと、霊的啓示などが出てきやすく、
情で繋がるような人との絆が焦点となることもあるでしょう
 ぜひ、意識してみてください。
 以上、水のエネルギーが強まっていることについて、お知らせいたしました

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