火星・天王星・アルゴルの合は、私たちに何をもたらすか?

 先週末の6日より、牡牛座火星が天王星とのオーブ6度以内の合に入っています
 天王星は現在牡牛座26度台で、先月末から水瓶座1度の冥王星とのトライン圏内にもなっていますが、
この牡牛座26度というのは、恐ろしいとされる恒星アルゴルの度数でもあります
 5月はじめには水瓶座2度まで進んでいた冥王星ですけれど、
5/3から逆行していて今月下旬には0度台まで戻り、
9月に入ると(正真正銘最後の)山羊座末に遡行します。

 水瓶座にて、これから本格的に未来志向の変革を推進しようとしている冥王星に対して、
水瓶座のルーラーである天王星が(来年の双子座入りを前にして)牡牛座末にて物質世界の構造を変えることで、協力しようとしている
ような気配が感じられます。
 9/2ー11/20の、最後の山羊座冥王星の期間には、
冥王星が水瓶座の初めから戻ることによって、
今後水瓶座を邁進していくのに必要な準備を最終的に整えることが予想されます。

 いわば社会システムの大きな改編や構造上の変革といったことでしょうか。。。

 天・冥のトラインは今後12月上旬まで続きますが、
そのようにして未来への跳躍のための物質レベルの変更や改革を諸々行っていくなかで、
ちょうど先週末から天王星との合に達した牡牛座火星のパワーが、絡んできています。
 火星は21日に双子座入りするものの25日までは天王星との合圏内を維持し、
また14-31日には冥王星とのトライン圏内にもあります。

 天・冥のトラインがこれから5カ月以上かけて、冥王星が今後20年近くの水瓶座滞在にて果たしていくべきことの物質的基盤の不足分を見直し、修正していこうとするものとするなら、
今月そこに加わる火星のパワーはあまり穏便とはいえないやり方で、強引に現実を引っ張っていこうとするものになるかもしれません…
 なぜなら、火星・天王星のアスペクトは事故運の代表格であり、
牡牛座で生じる今回は自分の意志を曲げず、強く押しだそうとすることで、不意の状況変化や危険な展開、暴力的な事態などを招く恐れがあるからです💢💣💥
 火星と冥王星のトラインはソフトアスペクトではありますが、
非常にパワフルなエネルギーを生みだし、
過剰に進もうとすることで、アクセル一辺倒になりそう

 それに加えて恐ろしいのは、前述したようにアルゴルが天王星と重なっていることです
 オーブを1度と考えても、とりあえず11月まではこの状態が続きます。

 アルゴルはギリシャ神話で英雄ペルセウスによって切り取られた怪物メドゥーサの頭で、
ホラリー占星術では最大の凶意が与えられています。
 アラビア語では「悪魔の頭」と呼ばれており、
命に関わる事態や人生の深刻な状況を示唆するものと考えられています


 というわけで、今月25日まで続く火星・天王星の合では、物質の変化を表す天王星のそばにずっとアルゴルが張りついており、
火星に対しても15-17日あたりに強く接近している
ということが、果たしてどういう事象を生むのかがたいへん懸念されるように思う次第です。
 実務的ではあるけれど強情かつ頑固で、いったん決定したことはまず方向転換できない牡牛座火星。
 所有欲が強く、柔軟性に薄いため、
状況を見て、自分のあり方や進み方を調整していくようなことがしにくいエネルギーと言えます。
 そんな牡牛座火星が、急変やふい打ち、ハプニングなどを旨とする天王星と重なり、
さらに恐ろしいアルゴルとも重なったとき、
世界中で自分の欲望を果たすための戦闘や暴力、過激な行為などがピークになるのではないかと空恐ろしく感じます。

 人への嫉妬深さと自分の欲望に執着するあまりの、引き返しようのない出来事が、
どうか少しでも少なく済むよう願ってやみません

 16ー30日には天王星、17―8/5は火星が、水星(7/26に獅子座から乙女座へ移動)との間でスクエアにも陥ります。
 とりわけ議論や主張においての過激さやトラブル、トップをめざそうとするやみくもさが、アクシデントの引き金になることもあるかもしれません。
 注意深く乗りきっていきましょう。

 以上、火星・天王星合にまつわるアルゴルの危険な兆候について、お知らせいたしました

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この記事へのコメント

ラメールアリスより
2024年07月15日 16:25
7/13、トランプ前大統領が演説中に銃撃されました。
11月のアメリカ大統領選への影響が気にかかります。
ラメールアリスより
2024年07月20日 18:21
7/19世界規模のシステム障害が起きました。
獅子座水星と牡牛座火星・天王星のスクエアに加えて、射手座末月と魚座海王星のスクエアによって、大きな混乱がもたらされたものと考えられます。
ラメールアリスより
2024年07月22日 17:14
7/22未明に新幹線の保守車両2台が衝突・脱線したため、東海道新幹線の浜松―名古屋間で運転見合わせとなり、夕方になっても再開見込みが立っていません。
終日、混乱が続きそうですが、獅子座26度の水星に対して、牡牛座26度の天王星・双子座に入ったばかりの火星がスクエア。もちろん、アルゴルも強く絡んでいます。
水星は情報・通信並びに移動・交通も表しますので、このような事態が起こった模様です。双子座火星も交通のトラブルを示していそう。
やはり、このアスペクトは大きなアクシデントを引き起こしますね!!
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