4/9は牡羊座の新月(皆既食)

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 来週9日の午前3時20分、太陽と月が牡羊座19.24度にて重なります
 日本の新月図では、日本経済を表す2ハウスに太陽と月の合、さらにはほぼ同じ度数にてキロンが並び、
数度ずつ離れた外側に牡羊座ドラゴンヘッド、逆行水星がそれぞれ位置しています。

 ドラゴンヘッドからキロンまでは天頂にあたるMCとトラインで、
その射手座MC(10ハウス)のルーラーである木星も、2ハウス末(=3ハウス)にて3ハウスはじめの牡牛座天王星と合で、金融やビジネスのチャンス拡大を振りまいているという配置
 政府主導による経済政策(賃上げ推進、新NISAによる投資拡大)、半導体の工場の誘致などが功を奏す形で、
コロナの期間に蒙った経済ダメージや、長年のデフレ傾向による経済沈滞が転換していくスタートに立っているように見えます(太陽は労働の6ハウス、月は投資の5ハウスルーラー)

 と同時に、今回は国民の1ハウスに魚座火星・土星の合、魚座海王星と牡羊座金星の合が入っています。
 火星は2ハウスルーラーですが、同盟の11ハウスルーラーである土星と重なっており、
国民は賃上げの動きに奮い立ちながらも、国会で行われてきた裏金問題や相次ぐ物価値上げに抑圧を感じ、感情的にストレスフルな状態になっています
 これらはMCに対してスクエアで対立していて、政府の言うことを腹立たしく思っている模様。
 そして、海王星は魚座アセンのルーラー、金星は外国経済の8ハウスルーラーであり、
外国人投資家たちの動きに左右されそうですけれど、
これらは12ハウスの水瓶座冥王星(9ハウスルーラー)とセクスタイルであり、
恩恵を蒙る面も出てくる見込み

今回の新月の度数である牡羊座19度のサビアンシンボルは、
「魔法の絨毯」
で、
創造的なイマジネーションを使っていくことを示す度数になっています
 社会での競争や生産過多のせいで消耗するような状況を拒むことによって、超越的な思考に導かれる…。
 絨毯に着地した状態で飛ぶことにより、イマジネーションの大いなる飛翔が生まれ、肉体的制限を超えた知覚に入っていく。
 社会集団の常識への縛りから離れて、現在の社会状況の全体を上から見渡すことができるというわけで、
日常のリアリティを新しい知覚で捉えるテクニックを発達させていく可能性が描かれていそうです


続く牡羊座20度が今回の新月に対応していますが、
「冬に鳥たちに餌をやる少女」
で、
同情や共感を通して危機を乗り越えていく度数になっています。
 自然のなかで衰退していく過酷な状況から逃れようとするだけでなく、
危機の渦中にいる人を助けてサバイバルさせることによって、
生と死の間で揺れ動く自然のサイクルを鳥瞰することができる
ということ
 他者とのパートナーシップを確立しているならば、鳥たちも冬の間に死んでしまわずに済むでしょう
 この少女のように愛と思いやりに開かれていくことで、人は様々な危機に際しながらも、「鳥」によって象徴されている魂を確実に維持していくことができるということです。

 個人の力を発達させていきながらも、対向サインの天秤座の影響を受けて、他者との関係性を反映するような度数に達したところでの、牡羊座の新月です
 16度以降の度数では、一度は牡羊座的な主体性が弱まっていましたが、
19度の魔法の絨毯によって、クリエイティブに俯瞰するような想像力のパワーで自分を鼓舞したところ。
 さらに新月の20度では、危機に際しても自分の精神性を保つとともに、過酷な状況にある人に思いを寄せて、
思いやりや共感を持って救済の手を差し伸べることができるというステージに入った
わけでです
 単に自分の閃きによってエネルギッシュに進めばいいのではなく、
日々鳥たちに餌をやるというような無私の行為の地道さを忘れず、
周囲の人や社会の弱者に対して愛を分け与えるような観点を持ってみることが求められていそう

 人への共感に開かれることによって、あなたの精神性や魂は確実に育っていくことになるでしょう

 この新月は2週間余をかけて、24日の満月まで膨らんでいきます。
 新月のタイミングで、何か新しいチャレンジに乗りだしてみるといいでしょう。
 逆行水星と重なっていますので、大きな決断をするよりも日常的な習慣をつけるようなことをしていくのがお薦めです。
 というわけで、気持ちを整えて新月にお備えください

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