来月からの射手座木星は、何をもたらすか?

 1年余続いた蠍座木星もあとわずかで、
いよいよ来月11/8から射手座木星がスタートします
 女性誌などで「チャンスの星」として知られる木星は、およそ1年ほどで1サインを通過し、
年運を見るのに重要な意味を持ちます。
 射手座木星になるということは、単純に言えば火のサイン(牡羊・獅子・射手)の太陽の人にとって、社会的チャンスが来やすい期間ということになりますが、
そこからが雑誌の占いには書いていないところ…。
 個人の出生チャートの星に合の場合、そのネータルの星がハード・アスペクトを持っているならば、
ハードなエネルギーを大きくしてしまう恐れもあるので、その点注意が必要
です

●来年に向けての心づもりのために、2019年12/3までの射手座木星の期間で、他の外惑星との関係を見てみると、
12/14-3/2、4/27-10/26に魚座海王星とのスクエアが形成されることがわかります。
 その他の星とは、ときに応じてソフトもハードも作っていくわけで、
また、それぞれの方の出生チャートに対しても、牡羊座、獅子座の星に対してはトライン、射手座の星には合、
ミュータブルの魚座、乙女座に対してはスクエア、双子座に対してはオポジションなどとなるものの、
この射手座木星―魚座海王星のスクエアは、それなりの長期にわたって世界を覆っていくことになるのです。

2015-16年にかけて、魚座海王星と射手座土星がスクエアになっていた期間には、
同時に牡羊座天王星-山羊座冥王星のスクエアが長期に続いていたこともあって、
世界でテロが多発したことを覚えています
 魚座海王星―射手座木星がどう出るかは、今後の世界状況などを見守りたいところでもありますが、
射手座はボーダーレスに世界へと手を広げていくサインで、そこに木星が入って魚座海王星と葛藤すると、国際規模の問題(経済や法など)が増えていきそう。
 あるいは射手座を思想や宗教の領域と見るなら、宗教的テーマの事象も増えるのかも…。

・例えば11月にはアメリカの中間選挙があります。
 トランプ氏がそのことを意識して、北朝鮮との交渉などを行ってきたことは言われているけれど、
最近サウジの記者が殺害されたらしい一件でも、国際社会が注目するなかトランプ氏がサウジ政府を擁護する姿勢が際立っている…。
 それはトランプ氏とサウジアラビアとの長年のビジネス的な蜜月関係のせいではないかと、アメリカのメディアも見ているようであり、
この先来年にかけては、中間選挙の結果がどうなるかにもかかっているでしょうが、
そのようなあやふやなことが世界規模で横行し、価値観の混乱や混沌とした事態を招くのかもしれません。。。
 トランプ氏が広言するポピュリズム的な発想が、世界の様々な国に浸透していく恐れも否めません。
イギリスのEU離脱についても、これまでのところスムーズには進んでいないようで、
国民のメイ首相への批判の声も大きくなっているようですから、
その成り行きが来年にかけてどうなっていくのかも気になりますが、一面で木星-海王星の不透明さに覆われており、
他方では山羊座土星・冥王星の合の期間もありますから、現実面で過激な切れやすさが生じるなど困難な事態も予測できます。。。
・ドイツでもメルケル首相が移民問題で難しい局面に立たされているようですが、
日本でもコンビニやファストフード店、介護の現場などに海外の方々が多く従事している実態が、顕著になってきているようです。
 射手座木星―魚座海王星のスクエアは、全世界の移民・難民問題がなんとかしなければならない局面を迎えることを示しているように、私には感じられます

★個人にとって射手座木星は、自分の世界やテーマを広げ、遠いところへ羽ばたくチャンスとなる可能性も高く、
大きな理想や夢に向かうエネルギーをもたらしてくれる
でしょう
 でも、魚座海王星とスクエアになる期間が長いため、
地道さや現実認識を忘れると、単なる見込みや誇張で終わってしまうことに…。
 そればかりか財運も損ない、経済的損失や法律問題に陥ってしまう恐れもあるので、
くれぐれもアバウトに考えず、自制心を持って、建設的・生産的な発展を心がけるようにすべきだと思います。
 あと3週間弱でやってくる射手座木星を、心して使っていきましょう

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